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墨をすること
昔は、すずりの「池」に水をいれ、「陸」で墨を静かに磨ることからお習字のお稽古が始まりました。
今では、時間短縮もあって墨汁を使用し、墨をすることはしていないのですが、
遠い昔、お教室の墨のにおいに囲まれて、静かに墨をする数分間がお稽古の準備時間として
こころを落ち着けることができた時間であったと記憶しております。

子供の道具セットのなかにある固形墨に興味をもつ子供はも多くいます。
これをどう使うのかなんて想像できませんよね。

ある時、私の指導のもと、プラスティック製の硯で、墨をすり、お稽古に臨んだ生徒がいました。
石の硯とちがってなのか出来上がった墨汁は、大変薄く、何度もためし書きして濃さを確認していました。
墨液に比べ大変薄いのですが、乾くと筆の流れがよくわかり、基本の点画が確認することができます。

彼は、筆を洗うことが楽であることの利点から、そのとき以来、家で墨をすってきた墨汁マイボトルを保管し、
いつもその墨汁を使っています。
墨は生きているといいます。
時間をかけて発酵、酸化し、科学反応を起こします。
墨の変化を見ることも、彼の興味の対象に加わってきています。
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[2019/06/20 14:10] | ブログ | コメント(0) | page top
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